バイエルン・ミュンヘンは7月27日、インターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)でACミランと対戦し、PK戦の末に敗れた。だがカルロ・アンチェロッティ監督は、この試合は結果より内容、そして負傷者が出なかったことが重要だと話している。
「チーム全体が良い戦いをしながらも1点奪われてしまった。その後は良い方向の戦いができて、うまく連携することもできていた」
アンチェロッティ監督は特に良い動きを見せた選手として、前半29分に同点ゴールを決めたフランク・リベリーの名を挙げた。
「リベリーは最も良かった選手のひとりだ。彼は良いプレーをして、前半にはゴールを決めてくれた」
8月下旬のドイツ・ブンデスリーガ開幕まで約1カ月。経験豊富な名将は、「公式戦のスタートに向けて準備できる時間はある。この試合はコンディション向上と連携を深めるために利用した。いまはまだ最初なのでミスをすることもあるだろう」と開幕戦を見据えながらコメントした。
《岩藤健》
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