今季からバイエルン・ミュンヘンを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が7月11日、就任後初となる会見を開いた。前任のジョゼップ・グアルディオラ監督からチームを引き継ぐことについて、アンチェロッティ監督は「プレッシャーはない」と話している。
「たくさんの人が私にプレッシャーについて尋ねる。正直に言って、あまりプレッシャーは感じないんだ。私は幸運なことにキャリアにおいてトップチームを率いてきた。重圧には慣れている」
グアルディオラ監督の下でドイツ・ブンデスリーガを連覇したバイエルン。アンチェロッティ政権でも同様の結果をファンは求めるが、指揮官は「結果はコントロールできない」と語る。
「クラブの助けによって監督はすべてをコントロールできると思う。残念ながら唯一コントロールできないのが結果だ。もし私が魔術師なら結果もコントロールできるだろうが、私はただの監督に過ぎないんだ」
それでもアンチェロッティ監督の口からは、「どの大会でも優勝したい」とタイトル獲得に向け強い決意の言葉も出た。
《岩藤健》
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