7月23日「ふみの日」に行われた東京・丸の内 KITTE のイベントで、手紙にこだわる元サッカー日本代表の武田修宏氏が登場。
澤穂希元サッカー女子日本代表や三浦知良選手(横浜FC)などとのメールや手紙、電話を使ったやりとりをそれぞれ告白し、「それでもやっぱり手紙が大好き」と笑った。
最近のメールでは三浦選手とのやりとりが印象的だっという武田氏。
「最近だとメールになっちゃうけど、カズ(三浦)が得点したときに、『おめでとう』って送ったら、『チームが勝たなきゃいけない』って返ってきた。手紙だと、カズがいちばんもらってたんじゃないですか。僕もモテし、エピソードはいろいろあった。高校時代は、“武田が出ると風が止む”っていうぐらい、ファンに囲まれた。でも、過去の話はもうしたくないですね」
“直電”だと長友佑都選手(インテル・ミラノ)への電話連絡を思い出すという。自身の“アモーレ”については、同じ事務所のあの“大物”を引き出してこう語った。
「アモーレ長友ね。その情報が流れた瞬間に電話入れたら、『僕は妊娠していない』って。元祖イタリアっていうと僕だけど、彼も幸せになってもらいたいですね。僕のアモーレ? 和田アキ子さんと仲いいので、いまのところ厳しいですね。いまもよく叱られる。料理が出てきたときに、『なんで店員にありがとうって言わないんだ』って怒られたりする」
そして手紙。「最近は誰に手紙を書いた?」という司会者の質問に、元サッカー女子日本代表のミッドフィルダーとのやりとりを伝えた。
「澤さんにですね。結婚したとき手紙で『おめでとう』と、子どももできて、またおめでたいってことでまた手紙を書きました」
「いつも便せんや封筒を持ち歩いている」という武田氏の“筆まめ”さは、母との連絡がルーツだという。
「母は、直接電話するのが恥ずかしいみたいで、中学校時代に送ってくれた手紙も覚えています。高校進学へ悩んでたときもいまも、『調子にのるな』と手紙を送ってくれます」
「ふみの日」の7月23日、武田氏は最後に、「暑中見舞いもいっぱい書いてください」と伝えてステージを去った。
「ほんとうに人それぞれ、字の形だったり、伝えたい想いが違うと思うけど、自分の想いを手紙で伝えてほしい。あとあと思い出として残るものですしね」
《大野雅人》
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