守乱の阪神・鳥谷敬、金本監督の『超変革』はいつ? | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

守乱の阪神・鳥谷敬、金本監督の『超変革』はいつ?

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鳥谷敬 参考画像(2013年3月12日)(c)Getty Images
  • 鳥谷敬 参考画像(2013年3月12日)(c)Getty Images
名手・鳥谷敬の守備がおかしい。阪神は7月22日にマツダスタジアムで広島と対戦し2-4で敗れたが、この試合では鳥谷の守備から失点につながる場面がふたつあった。

まずは二回にあった1死一塁の場面。広島は一塁走者の鈴木誠也が盗塁を試みる。捕手の梅野隆太郎が二塁に投げたボールを鳥谷が後逸、この間に鈴木は三塁まで進んだ。記録は梅野の悪送球だが鳥谷なら捕ってほしいボールだった。

同じようなミスが五回にもあった。広島は1死一塁からエクトル・ルナがスタート。梅野の送球を鳥谷はグローブに当てながらも捕球失敗。ボールは再び外野に逸れる。

「ふたつともアウトや。ノーバンを逸らすなんて」と金本知憲監督。先日の試合に続き短期間でミスを頻発した鳥谷に、「若い選手が多いんだから、ベテランがしっかりしないと」とぼやいた。

打撃では反撃の適時打も放ったベテランだが、らしからぬ守備が続く姿にファンからは「不振の理由がケガなら休ませたほうがいい」「すべての責任を鳥谷に押しつけるのはナンセンス。これまで野手唯一の生え抜きと言われ支え続けてきたからこそ、しばらく休ませてほしい」「もちろん鳥谷は悪いんだけど金本監督のプレッシャーのかけ方も悪い。また失敗したらと萎縮してしまってる」「鳥谷の守備がおかしいのは1試合だけじゃない。文句を言いながら使い続けるなら1度外したほうがいい」など、リフレッシュさせる必要があるとの声が多い。

連続フルイニング出場が継続中の鳥谷。球団や首脳陣は記録を途切れさせたくないと考えているのかもしれない。だが今こそ金本監督の掲げる『超変革』の見せ所ではないか。

《岩藤健》

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