阪神が守備でふたつのミス、最下位に再転落 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

阪神が守備でふたつのミス、最下位に再転落

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野球ボール イメージ
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7月18日に甲子園で行われた阪神対巨人の14回戦、阪神は守備でふたつのミスが出て1-2で敗れた。阪神はランディ・メッセンジャーが好投するも、九回に2番手のラファエル・ドリスがつかまった。

四回に原口文仁の適時二塁打で先制した阪神だが、六回に守備で判断ミスが出る。右中間に飛んだ巨人・小林誠司の打球に、中堅手の江越大賀がダイビング。しかし、ボールをキャッチすることができず、先頭打者に三塁打を許してしまった。

回り込んで捕っていれば二塁打で止められた当たりだが、金本知憲監督は「獲りに行ってるんだから責めるつもりはない」と積極的な守備を叱責しなかった。

山本泰寛の適時打で同点に追いつかれた阪神は九回に再び守備でミスが出る。無死一塁でドリスは坂本勇人を遊ゴロに抑えるが、鳥谷敬のトスが弱く二塁はセーフ。一塁にも投げられずフィルダースチョイスがついた。このあとドリスが阿部慎之助に勝ち越しの適時打を許し阪神は敗れている。

「しっかり行ってればアウトだったと思う。トスが弱くなってしまった」と振り返る鳥谷。金本監督は、「何試合か前に危ないと思うことがあったので注意した。それが出たね」と兆候は以前から感じていたと話す。

この敗戦に阪神ファンからは、「今年の阪神は辛抱の年だな」「悪い部分も、一杯あった試合やけど走塁や高山の猛打賞等いいとこもあった」「投手陣はよくやったよ。継投も悪くなかったが打線がね」「鳥谷ももちろん悪いが、あの場面で勝負強い阿部との勝負を選ぶ阪神ベンチ。首脳陣に勝負勘なさすぎ」「後半戦いいスタートが切れず残念です」など厳しい声が寄せられている。

後半戦初戦で再び最下位に落ちた阪神。浮上のきっかけはつかめるか。

《岩藤健》

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