サッカー欧州選手権(EURO)で7月7日、ドイツ代表はフランス代表と準決勝で対戦する。試合前の会見に臨んだドイツ代表MFトニ・クロースは、「フランスを恐れはしない」と語った。
準々決勝ではイタリア代表との激闘を制し、PK戦の末に勝ち上がってきたドイツ。準決勝は開催国のフランスと対戦する。イタリア戦の疲れやホームアドバンテージなど気になる点もあるが、クロースはワールドカップ王者として自信を持って戦う。
「フランスには多くの敬意を抱いている。彼らは大会を通して成長してきたと思っている。とてもレベルの高いチームと相対することになる。だが彼らを恐れてはいない」
ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーは、フランス代表オリヴィエ・ジルーへの警戒を口にする。
「エリア内で本当に危険な選手だ。ヘディングも得意にしている。ボールをキープできる選手であり、そのために身体の強さを上手く使っている。CBにとってジルーは本当に戦いにくい相手だ」
強敵と認めるノイアーだが、ジルー対策は可能だとも話した。
「僕らは彼のことをよく知っている。アーセナルでのジルーも、代表でのジルーもだ。未知の存在ではないし彼に対して準備することができる。ひとりの選手だけに集中せず、強力な攻撃陣すべてに気をつけたい」
EURO準決勝ドイツ対フランス戦は、日本時間8日4時キックオフ予定。
《岩藤健》
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