リオデジャネイロ五輪の自転車ロード日本代表に内定している内間康平を勝たせてブラジルへ送り出したかったブリヂストンアンカーだが、内間は途中で落車して救急車に搬送される思わぬ展開に。しかし、内間を欠いた後も積極的に集団の前を牽き、レースを作る。
前半に長い上り、後半は平坦基調だが海沿いで風が厳しい大島のコース。最終的に初山、西薗、シマノレーシングの木村圭佑の3人によるゴール勝負となったが、スプリント力に長けた初山が日本一の栄冠を手に入れた。2位の西薗は、24日に行われた個人タイムトライアルで優勝しており、ブリヂストンアンカーは二冠を達成した。
内間は落車時の様子をツイッターで報告しているが、幸い骨折はしておらず大事には至ってないようだ。
落車でレースを去ることになりましたが、初山、西薗さんが1-2フィニッシュ決めてくれました!
— Kohei Uchima (@kohei2208) 2016年6月26日
ありがとう。
怪我は骨折はなく、ちゃんと動きます!!
— Kohei Uchima (@kohei2208) 2016年6月26日
ただ、ここの荒い路面は僕の身体をかなり削ってくれました。
タイヤが外れてる写真があるので、補足。
— Kohei Uchima (@kohei2208) 2016年6月26日
タイヤが外れて落車したわけではなく、落車の際に外れてようです。
そして落車の原因は、かずおさんとひろしが先頭を引く事を確認。
— Kohei Uchima (@kohei2208) 2016年6月26日
それを後ろのチームメイト西薗さんは伝えるべく下がって行く際、後ろから前に上がって来た選手が追突。
落車。
という感じでした。
とにかく骨が大丈夫で何よりです!
心配してくれた皆さん、ありがとうございます。
●第85回全日本自転車競技選手権大会ロードレース 結果
1位 初山翔(ブリヂストンアンカー) 4時間14分57秒
2位 西薗良太(ブリヂストンアンカー) +00秒
3位 木村圭佑(シマノレーシング)+02秒
4位 石橋学(NIPPOヴィーニファンティーニ) +42秒
5位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) +43秒