各国24歳以上の選手を3名まで登録できるOA枠。これまで日本はガンバ大阪の藤春廣輝、サンフレッチェ広島の塩谷司が内定していた。藤春、塩谷とも負傷者の多いポジションだったDFの補強。残る3人目は前線の選手になると予想されていた。
候補には川崎フロンターレの大久保嘉人、ドイツのケルンでプレーする大迫勇也、そして浦和の興梠が挙げられていた。
OA枠内定について興梠は、「最近チームがなかなか勝てないなかで決断することはすごく難しかった」と葛藤を明かした。それでも決断した理由については、「自分がどこまでできるのか、そしてオリンピックから帰ってきた後、チームにどれだけ貢献できるかを考え、自分のレベルアップした姿をまた見せたいと思った」と説明している。
最初は断ったが、手倉森誠監督から直接「一緒に戦ってほしい」と打診され、その情熱に応えたいと思ったことも決め手のひとつになったと話す。
興梠のOA枠内定にサッカーファンからは、「興梠自身は難色を示してたようだけど、決まったからには全力で応援する」「なんだかんだ言って前線でキープ力ある選手がいるとありがたいですね!」「このチームは興梠が収めてから誰が決めるか」「もっと日本のサッカーファンには興梠のポストプレーのすごさを知ってもらいたいと思ってたけど、そのチャンスがオリンピックでやってきた」など期待の声が寄せられている。
OA枠を含めたリオデジャネイロ行きの最終登録メンバーは7月1日に発表される。
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— 浦和レッズオフィシャル (@REDSOFFICIAL) 2016年6月23日