サッカードイツ代表は欧州選手権(EURO)で北アイルランドと6月21日に対戦する。グループCはドイツとポーランドが勝ち点4、北アイルランドが勝ち点3の接戦。グループ最終戦を前にトーマス・ミュラーが会見に出席した。
ドイツ代表として2度ワールドカップ(W杯)に出場し、通算10得点しているミュラー。だがEUROでは2度目の出場ながら1度もゴールを決めていない。そのことを質問されると、「より客観的な目で見てほしい」と答えた。
アタッカーはゴール数ばかりが注目され、それ以外の貢献が見過ごされると話し、「良いプレーをしても批判され、ひどいプレーをしても得点さえ挙げれば『ミュラーが救世主になった』と言われることもある」と肩をすくめた。
決勝トーナメントに進出した場合の対戦相手は、通過順位で変わってくる。だがミュラーは考えても仕方ないことだと言う。
「次のラウンドの対戦相手については、いろいろな可能性がある。僕らが首位通過したとしても、どことの対戦になるかは分からない。考えても単なる予測にしか過ぎないよね」
「自分のゴールがないことは気にならないが、チームとしてチャンスを作れてないことは気になる」とミュラー。決勝トーナメント前に改善されるか。
《岩藤健》
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