サッカー欧州選手権(EURO)に参加中のアイスランド代表。彼らは6月14日に行われたグループステージ第1節でポルトガルと対戦し、強豪国相手に1-1の引き分けを演じた。
多くのサッカーファンが初出場国の健闘を称えたが、ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドは、アイスランドの守備的な戦術を試合後に批判した。
これにアイスランドを率いるラーシュ・ラーゲルベック共同監督が反論している。
「残念ながら、結果に失望していると多くの監督や選手が相手チームの戦いに言及し始める。私としては、そちらのほうがプロ意識に欠けていると思うね。勝利したいなら相手より良いプレーをする。それだけのことだ」
ラーゲルベック共同監督は「ロナウドはあなたの戦術が気に入らなかったようだが、どんな戦術を施したんですか?」と聞かれ、笑顔を見せた。
「そのようだね。私は弁明だと思うし気にしないよ。失望しているときにまず考えるのは、相手に感謝することではないからね。ピッチでの振る舞いがプロフェッショナルである限りは、私は満足だよ」
《岩藤健》