6月13日に行われたNBAファイナル第5戦、クリーブランド・キャバリアーズは敵地でゴールデンステート・ウォリアーズに112-97で勝利。対戦成績を2勝3敗とした。
ウォリアーズの本拠地優勝を阻止し、首の皮一枚残してクリーブランドに戻ることができるキャバリアーズ。試合後の会見でレブロン・ジェームズは41得点、6アシストのカイリー・アービングを、「彼は特別な選手だ。今日は勝利のため彼の勢いに乗った」と称賛した。
アービングは第5戦のプレーについて、「ずっと言い続けてきたことがようやく機能した。第6戦も同じようにプレーができるかということだけど難しいと思う。だけど、しっかり準備して、勝つためには何でもやりたい」と話した。
試合ではステフィン・カリーとマッチアップすることが多いアービング。カリーを3ポイントシュート15本中、5本成功に抑えたことも勝因になった。ディフェンス面で何か工夫したのかと聞かれると、「今日のシュートの中には、普段の彼なら決めているものがあった。彼なら第6戦はタフなシュートも決めてくるだろう。第6戦では、もっと良いディフェンスが必要だ」と、得点だけでなく相手のエースを封じる役割にも意欲を見せた。
対するウォリアーズの記者会見でカリーは、「僕らはシリーズを通して彼らをうまくディフェンスできていたと思うけど、今日は彼らがそれを乗り越えた。僕らは自分たちのバスケットボール、最高のパフォーマンスを発揮して、あと1勝したい」と語った。
《岩藤健》
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