1967年6月11日に行われた仏ル・マン24時間耐久レースの表彰式で、優勝者がモエ・エ・シャンドンで喜びを表現したのが「シャンパンファイト」のはじまりだ。
日本では六本木の「1967」でイベントが開催され、レッドブル・エアレース千葉2016で日本人として初優勝を果たした室屋義秀さんが登場した。
当日、室屋さんは実際にシャンパンファイトに使ったモエ・エ・シャンドンのボトルと優勝トロフィーを持参し、優勝時のシャンパンファイトを喜びを噛み締めながら振り返った。
「一週間前に優勝させていただき、ご褒美にモエ・エ・シャンドンでシャンパンファイトしてもらったのですが、シャンパンを浴びるってなかなかない機会だったので、嬉しかったです」
「シャンパンを飲むことはあってもかぶることはないので、贅沢な瞬間で最高でした」
「シャンパンファイトは努力して、勝った時しか味わえないというまさに『努力の成果の象徴』です」
テレビ撮影時間にはシャンパンファイトをするふりをするなど、サービス精神旺盛な室屋さん。「一人でやるのは虚しいんだよな…」と会場の笑いを誘っていた。