リバプールのクロップ監督、敗戦もチームを糧に「あの決勝が転機だったと…」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

リバプールのクロップ監督、敗戦もチームを糧に「あの決勝が転機だったと…」

スポーツ 短信
リバプール(イングランド)は5月18日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)の決勝でセビージャ(スペイン)に破れ、11年ぶりの国際タイトル獲得を逃した。
  • リバプール(イングランド)は5月18日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)の決勝でセビージャ(スペイン)に破れ、11年ぶりの国際タイトル獲得を逃した。
  • リバプールのユルゲン・クロップ監督 参考画像(2016年5月17日)
リバプール(イングランド)は5月18日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)の決勝でセビージャ(スペイン)に破れ、11年ぶりの国際タイトル獲得を逃した。

今季リバプールがカップ戦の決勝で敗れるのは、2月28日のキャピタル・ワン杯でマンチェスター・シティに敗れた試合に続き2度目。特に今回はヨーロッパの激戦を勝ち抜いて決勝まで残っただけに、さしものユルゲン・クロップ監督も試合後の会見では落胆した様子を見せた。

それでもクロップ監督は、チームがさらなる飛躍を果たした将来、「あの敗戦が転機になったと誰もが言うに違いない」と前を向いた。

「決勝までの道筋ではできすぎた場面もあったかもしれない。信じられないほど素晴らしかった。選手たちは力を見せてくれた。だがそれを安定して発揮するには、もう少し時間が必要だ。選手たちはまだ若く、これが初めての大きな決勝だ。残念ながら決勝で敗れるのは今季2度目だが、初の大きな決勝戦だった。この経験をともに生かしていく」

解任されたブレンダン・ロジャーズ監督に代わり、今季途中から名門復活を託されたクロップ監督。ELでは古巣ボルシア・ドルトムント相手に劇的な逆転勝ちを演じるなど、幾度となくファンを沸かせてきた。

展開がハマった時の爆発力は見せた。来季は安定がカギになる。
《岩藤健》

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