スリヴァッダナプラバ会長がレスターの経営権を譲り受けたのは2010年。経営難に陥っていたクラブを4000万ポンド(約64億円)で買い取ったのが始まりだ。アジア市場を意識するクラブは阿部勇樹(現:浦和レッズ)、岡崎など日本人の獲得にも積極的だった。
レスターは2014年、タイでエヴァートンとの親善試合を行っているが、当時と今回ではタイ国民の反応も大きく変わった。パレードに参加した女性ファンは、「以前とは全然違う。人ももっと少なかったし、そもそもレスターのことを知らない人が多かった。いまはたくさんのファンがいて、同じタイ人としてオーナーを誇りに思っている」と興奮した口調で語る。
世界中のサッカーファンに周知される存在となった“ミラクル・レスター”。来季は欧州の舞台でも旋風を巻き起こせるか。
CHAMPIONS PARADE: Watch the best bits from the Foxes open top bus tour of Bangkok earlier today. #havingapartyhttps://t.co/i1YCkuPkie
— Leicester City (@LCFC) 2016年5月19日
Thank you to the people of Thailand for a wonderful day in Bangkok!#havingaparty pic.twitter.com/GugTioRKye
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