変化球が高めに抜ける球が多かった田中。この試合ではロイヤルズのロレンゾ・ケインに打ち込まれる。同点の三回に勝ち越しソロを許すと、五回には逆転の3ラン。田中はチェスラー・カスバートにも打たれ、この日は3被弾だった。
絶好調のケインは八回にもヤンキース2番手のアンドリュー・ミラーから、7-7の同点に追いつくソロ本塁打を放っている。試合を振り出しに戻されたヤンキースだが、裏の攻撃で3点を勝ち越し最後は新守護神アロルディス・チャップマンがケインを101マイル(約162キロ)のフォーシームで抑え勝利した。
乱打戦を制した試合にヤンキースファンは、「チャップマンは救いの主だな」「若い選手の活躍で勝利したことに喜びを感じる」「なんてゲームだ!田中はあまりにも多くのミスを犯した。ミラーまで打たれた時はあきらめたよ。チャップマンはヤンキースでの初セーブおめでとう」などの声を寄せている。
Don’t call it a comeback!
— New York Yankees (@Yankees) 2016年5月11日
FINAL: #Yankees 10, Royals 7. #StartSpreadingTheNews pic.twitter.com/ofej2Dji7r