テニスのイタリア国際は5月10日、男子シングルス2回戦が行われた。世界ランク6位で第6シードの錦織圭は、同24位のビクトル・トロイツキと対戦し5-7、6-2、6-4で勝利。3回戦に駒を進めている。
今季の欧州クレーコートシーズンで錦織はバルセロナ・オープン準優勝、マドリード・オープン4強進出と安定した戦いを続けてきた。だが、それは試合数が増えることも意味しており、心身ともに疲労が蓄積している。
第1セットを落としたあと、錦織はセット間にメディカルタイムアウトを取り、薬を受け取る場面があった。体力的に厳しさを感じていた錦織は、ここからペースを上げ早い展開で試合を終わらせた。
試合後の錦織は第1セットが終わったあと、アグレッシブさが足りてないと感じ、第2セットからはその点を修正したと振り返った。またバックハンドが良い角度で決まったとも語っている。
錦織は3回戦でリシャール・ガスケ対アンドレアス・セッピの勝者と対戦する。
《岩藤健》
page top