ジョコビッチが決勝に進出、錦織圭は終盤のプレーで観客を沸かせる | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ジョコビッチが決勝に進出、錦織圭は終盤のプレーで観客を沸かせる

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ジョコビッチが決勝に進出
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テニスのマドリード・オープンは5月7日、男子シングルス準決勝が行われた。世界ランク6位で第6シードの錦織圭は、同1位で第1シードのノバク・ジョコビッチと対戦し3-6、6-7で敗れた。

今季ジョコビッチには2戦して2敗の錦織。第1セット序盤にブレークポイントを握ったが、今大会まだセットを落としていない王者は窮地でギアを上げキープに成功した。徐々に調子が上がってきたジョコビッチは第8ゲームで錦織のサービスをブレーク。決勝進出に向けセットを先取する。

第2セットも先にブレークしたのはジョコビッチ。ゲームカウント5-4として迎えたサービング・フォー・ザ・マッチも、40-0でマッチポイントを握る。だが、ここから錦織が驚異的な粘りを見せた。連続ポイントで追いつき、4度のマッチポイントを跳ね返してブレークに成功した。ジョコビッチがサービスゲームをブレークされたのは今大会初。

その後タイブレークの末に敗れた錦織だが、終盤のプレーは観客を大いに沸かせた。

この結果にファンは、「錦織調子良かったけど、ジョコビッチの安定感が半端ない」「今季ジョコビッチには3連敗。だけど最近は淡泊な試合が多かったから、終盤の粘りは見応えあった」「ここんところブレイクできてなかったジョコビッチに2セット目6ー7と肉薄したから次は勝ってほしいね」「錦織が弱いんじゃなくてジョコビッチが強すぎるんだよな」「ジョコビッチが鉄壁だ。もうすぐ全仏オープン。可能性はあるんだが…ジョコビッチが強すぎる」などの声が寄せられている。

5年ぶりの優勝を狙うジョコビッチは、決勝で前回王者のアンディ・マレーと対戦する。

《岩藤健》

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