リバプール(イングランド)は4月28日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)準決勝でビジャレアル(スペイン)と対戦する。試合前の会見に出席したユルゲン・クロップ監督は、「ビジャレアルとの対戦は特別だ」と話した。
「彼らは自分たちのプレーに自信を持っている。とても組織的な守備をするし、相手のミスを我慢強く待ち続けそのほころびを利用してくる」とビジャレアルを警戒したクロップ監督。勝利のためには「ビジャレアルが嫌がるような試合を展開しなければならない」と語った。
ここへ来てリバプールとクロップ監督には頭の痛い問題もある。23日にUEFAのドーピング検査をパスできなかったと発表された、フランス代表DFママドゥ・サコのことだ。脂肪燃焼系のサプリが問題になったと見られるサコについて、まだ正式な処分は下っていないがクラブは起用を見合わせている。
クロップ監督は、「現段階で言うことは特にない。状況を明らかにするため情報収集を行っているところだと思う」と話すにとどめた。
《岩藤健》
page top