今季途中にブレンダン・ロジャーズ監督を解任し、ユルゲン・クロップ監督が就任したリバプール。現役時代にリバプールでプレーした、元スペイン代表のルイス・ガルシアは、監督交代がチームに変化をもたらしたと話す。
クロップ監督が指揮するリバプールについて聞かれたガルシアは、「新監督就任は大きな変化だった。チームは違って見え始めたし、試合へのアプローチも変わった」と良い影響があったと話す。一方まだプレミアリーグを勝ち抜くために必要な、安定感には欠けるとも指摘した。
クロップ政権での具体的な変化については、激しいプレスやインテンシティの部分を挙げている。
「よく走ったりプレスを掛けたり、リバプールにはインテンシティがある。誰かがボールを失うたびに3人で相手を囲みプレスを掛ける。それが変わった部分だと思う」
リバプールの変化はサポーターにも気に入られているとガルシアは見る。今季の目標に話題がおよぶと、難しくてもトップ4入りを目指してほしいと期待した。
「今のトッププレーヤーたちは、チャンピオンズリーグでのプレーを望んでいる。出場できないチームへの加入はためらってしまう。だから4位以内を目指すことは非常に重要だ。もちろん難しいことだとは思うが、それは最初の時点から分かっていた。チームは良くなってきているので連勝して、4位との差を縮めてほしい」
《岩藤健》
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