卓球日本代表の石川佳純が4月27日、開催まで100日となったリオデジャネイロ五輪について語った。「もうアッという間だなあって感じ」と遠くない未来を見つめる。
この日は寝具のエアウィーヴが、2020年の東京五輪でオフィシャル寝具パートナーになることが発表された。リオデジャネイロのその先、東京に向けてもスポーツ界は着実に動いている。
石川はリオデジャネイロでプレーする夢を見たことがある。「勝ったとか負けたとかはよくわからなくて、会場に来たんだみたいな夢は何度か見ました」と話す夢も、残り100日で現実になる。
「一日一日、今できることをしっかり、練習だったり試合だったり、オリンピックまでに自分自身後悔のないように練習を積んでいきたい」
迫る大一番にも焦りは見せない。ロンドン五輪から今までの4年間で色々なことに挑戦し、自分の進化を感じていることが自信につながっている。「新しいものをもっともっと取り入れていこうという考え方」を持っている。
「自分の持っているもの、自分が磨いてきたものプラス新しいものを持ってオリンピックに行くことが、金メダルに少しでも近づく道なのかなと思う」
リオデジャネイロ五輪で金メダルを目標に掲げるが、自身の集大成となるのは4年後の東京五輪だ。
「ロンドンからリオまでの4年間はアッという間でした。リオから東京までもすぐに来ると思う。常に自分も進化をし続けて、東京では自分の集大成になると思うし、リオでも東京でも最高のプレーができるような選手であり続けたい」
日本女子卓球界を牽引する23歳の言葉は力強かった。
《五味渕秀行》
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