なでしこジャパン、新監督に高倉麻子氏「世界をリードしたい」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

なでしこジャパン、新監督に高倉麻子氏「世界をリードしたい」

スポーツ 短信
高倉麻子氏 参考画像(c)Getty Images
  • 高倉麻子氏 参考画像(c)Getty Images
  • サッカー ゴール イメージ(c)Getty Images
JFA(日本サッカー協会)は4月27日、都内で会見を開き女子サッカー日本代表(なでしこジャパン)の新監督に、高倉麻子氏が就任したことを発表した。日本サッカーでA代表の監督を女性が務めるのは男女を通じて初。

現役時代には1991年の第1回ワールドカップ(W杯)、女子サッカーが初めて競技に採用された1996年のアトランタ五輪にも出場した高倉監督。常に日本の女子サッカーで先頭を走ってきた。

「一番最初を歩くことに対して、プレッシャーを感じることはあまりないです。女性であるからということも、引っかかるものはひとつもないです」

監督として目指す方向性については、「今まで積み上げてきたものにさらに磨きをかけて、もっと高いところへ選手を連れていくことと考えています」と語った。

W杯やオリンピックで好成績を残すだけではなく、世界の女子サッカーをリードしていけるようなサッカーをやりたいと、大きな目標を語った高倉監督。JFAの田嶋幸三会長は今回の人選に関して、「なでしこジャパンを勝たせる監督は誰なのか」を最優先に考えたと説明している。

「これは外国人でも日本人でも、男性でも女性でも良かった。一番勝たせる可能性がある監督は高倉さんだった」

2014年のU-17女子W杯で日本代表を優勝へ導いた高倉監督。A代表でも2019年のW杯、2020年の東京五輪の活躍が期待される。
《岩藤健》

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