未来のなでしこジャパンの体づくりを支援する「女子アスリート朝食ファンド」プロジェクトが、クラウドファンディングプラットフォーム「TFF」で開始された。
女子アスリート朝食ファンドは、4月に設立された全寮制女子高校生サッカーアカデミー「茨城フットボールアカデミー」によるプロジェクトだ。茨城フットボールアカデミーでは、セカンドキャリアも含めた選択肢を増やせる環境を提供。選手はトップレベルでのサッカーと学業を両立できる。
アカデミーでは、「口に入ったものでしかアスリートの体は形成されない」という理念のもと、国産で極力添加物の入っていない食材を地元で調達することを重視している。プロジェクトでは年間300万円ほどかかる予定の食材調達費用の一部を募集。
募集金額は30万円。募集期間は6月5日まで。リターンには、選手からのサンクスレター、活動報告書、使用食材の詰め合わせセットなどを用意している。
同プロジェクトは、女子サッカー日本代表でドイツ女子ブンデスリーガのSGSエッセンに所属する安藤梢も応援。「からだと、こころと、わざが成長すると、誰でも、世界基準のアスリートになれる。そのためには、トレーニングと、食事と、睡眠とが、ひとつになった生活が大切。つくばからはばたく「なでしこ!」応援しています」とメッセージを寄せている。
《美坂柚木》
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