セリエA王者ユベントスを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督。今季は開幕前に主力数名が抜け、チームを再建しながら苦しいシーズン序盤を過ごした。
しかし、中盤から徐々に本来の姿を取り戻し、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも敗れはしたが、ドイツ王者のバイエルン・ミュンヘンと激闘を演じた。その手腕と実績を評価し、チーム建て直しを図るイングランド・プレミアリーグのチェルシーから、来季監督就任のオファーが届いたとも噂される。
だがアッレグリ監督は一貫してチェルシーからのオファーを否定。ユベントスでの仕事を希望してきた。エンポリ戦の前日会見に出席したアッレグリ監督は、クラブからも契約を延長したいと言われたと明かす。
「マロッタGMは私との契約を延長したいと言ってくれた。ユベントスに残りたいと私は何度も言ってきた。だから何の問題も見当たらない」
セリエAで2位のナポリに勝ち点3差をつけ首位に立つユベントス。コッパ・イタリアでも決勝に進出しており、クラブとの交渉結果に関わらずタイトル獲得が一番大事だとした。
《岩藤健》
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