ユベントスは3月20日、セリエA第30節でトリノと対戦し4-1で勝利した。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではバイエルンに敗れたが、チームはスクデット獲得に向け気持ちを切り替えている。
前半33分にポール・ポグバの直接FKで先制したユベントス。同42分には敵陣でボールを持ったサミ・ケディラが、中盤からドリブルで独走しそのまま追加点を奪った。
後半3分にユベントスはエリア内でのファウルによりPKを与え、アンドレア・ベロッティのゴールでトリノに1-2と詰め寄られる。その後もゴールに迫られたユベントス。だが同18分、32分にアルバロ・モラタが連続得点を挙げトリノを突き放した。
後半の立ち上がりに失点したユベントスだが、その時点までセリエAでは974分連続無失点を続けており、これは1993-94シーズンにACミランのGKセバスティアーノ・ロッシが樹立した929分を上回るリーグ最長記録。
ユベントスのGKジャンルイジ・ブッフォンは試合後、「本当にうれしいよ。この小さな記録とともに勝ち点3を得られたのだからね」と喜んだ。
「たとえブッフォンという名前が順位表に書かれたとしても、それは2015-16シーズンのユーベと読めるはずだよ。記録はチームで作ったものだから」
《岩藤健》
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