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【澤田裕のさいくるくるりん】東京23区内で50km強を走るコースを開拓…花見がてらにオススメ

オピニオン コラム
23区内とは思えないほど、豊かな自然に恵まれた水元公園
  • 23区内とは思えないほど、豊かな自然に恵まれた水元公園
  • 葛西臨海公園の並木の間を抜けていく
  • 荒川河口近くの左岸に沿って、健康の道・サイクリングロードが延びている
  • 健康の道・サイクリングロードから中州を貫く道までは、この地図を参考に
  • 葛西橋の途中から、荒川と中川にはさまれた中州を貫く道へ
  • 綾瀬排水機場を目印として、右に堤防を下る
  • その先の小菅中の橋を渡って都道308号へ
  • 江戸川の堤防天端に延びる自転車道。幅も広く、快適に走行できる
葛西橋から10.2km先となる綾瀬排水機場。ここで右に堤防を下って綾瀬川に架かる小菅中の橋を渡り、都道308号を川に沿って北上します。加平ICを迂回し、その先で右に分岐する花畑川(運河)、さらに中川と大場川を経た先が水元公園となります。

縦横に巡らされた園内の道を進み、抜けた先が江戸川。堤防上あるいは河川敷には自転車道(江戸川堤サイクリング道路)が延び、休日平日を問わず多くのサイクリストが利用しています。JR常磐線と国道6号の高架をくぐり、その先1.1kmの右手が葛飾柴又。帝釈天の門前には、土産物屋がずらりと並んでいます。


江戸川の堤防天端に延びる自転車道。幅も広く、快適に走行できる

江戸川と旧江戸川が分岐する江戸川水門で自転車道は途切れ、いったんは都道450号に出るものの、旧江戸川の右岸には先ほど走った健康の道・サイクリングロードが延びています。自転車歩行者道とはいえ、いかにも歩道然とした道を進むのには抵抗もありますが、並行する車道は路肩が狭く、走りにくいのは明らかです。

この道はところどころで不明瞭となりつつもずっと続き、やがて船着場が現れるなど河口近くの趣に。そして、首都高速湾岸線と国道357号をくぐった先に見覚えのある葛西臨海公園が現れ、一周の旅は終わりを告げることになります。

その距離52.4kmと、23区内のみを走る道としてはなかなか。しかもその76%となる39.8kmは、クルマが通行しない自転車歩行者道となっているのです。途中には桜の並木もありますから、花見がてらのお出かけにもうってつけです。

わかりづらいところもあるため、ルートラボにこのコースを登録しました。「さいくるくるりん」で検索してみてください。GPSがあれば、ダウンロードしたデータを道案内に使うこともできます。
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