周回ということでスタートはどこでもOK。駐車台数311台とクルマでのアプローチに優れた水元公園でもいいですし、駅名のとおり降り立った目の前が葛西臨海公園というJR京葉線の葛西臨海公園駅も便利です。もちろん23区東部のコースということもあり、自走で…という人もたくさんいるでしょう。そのなかで今回は鉄道派を尊重し、葛西臨海公園駅を起終点としました。
まずは西(右)。公園を抜けた先、東京湾に面して景色の開けた荒川河口からの左岸は、江戸川区が定めた健康の道・サイクリングロードとなっています。そこを進んで都道10号(清砂大橋通り)と首都高速の高架をくぐった先で都道450号へ。
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荒川河口近くの左岸に沿って、健康の道・サイクリングロードが延びている
さらに葛西橋手前で右を並行する車道に移り、橋をくぐって右折します。橋の上まではスロープとなり、そのまま上流側の歩道へ。橋の途中で右に曲がると、荒川と中川にはさまれた中州を貫く道(緊急用河川敷道路)に入ります。ここまではわかりにくいところもありますから、地図を参照してください。
歩行者と自転車に開放されている道をひたすら北上。こちらは荒川右岸より歩行者も自転車も少なく、気兼ねなく走り続けられます。ただし隣接するグラウンドの利用者が、道を横断するのには気をつけましょう。迷うことのない道は、途中に簡易トイレがあるくらいです。
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