日本代表FW岡崎慎司の所属するレスターは3月14日、本拠地にニューカッスルを迎えてイングランド・プレミアリーグ第30節を行う。試合前の会見に出席したクラウディオ・ラニエリ監督は、今季のプレミアリーグを「クレイジーだ」と評した。
2位のトッテナムに勝ち点5差で首位に立つレスター。これは大きなリードだと思うか尋ねられ、ラニエリ監督は「思わない。我々は何も変わらない。他のチームが優勝候補だ」と答えている。
「とにかく戦っていくしかない。その上で最後に何を達成できたかが分かる。ヨーロッパリーグ出場だとか、チャンピオンズリーグ出場だとかね」
記者から「勝ち点11差で離れている、5位のウェストハムも脅威か」と聞かれると、ラニエリ監督は「あらゆるチームが脅威だよ。今年のリーグはクレイジーだからね。私は今でもそう考えているよ」と、大混戦が続く今季は何が起きても不思議でないとの考えを示した。
プレミアリーグでは過去20年間でマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、アーセナル、チェルシー、ブラックバーン・ローバーズの5チームしか優勝していない。1994-95シーズンに優勝したブラックバーンを最後に、その後は4強が長くタイトルを独占してきた。
レスターには久しぶりにビッグクラブ以外の優勝という期待がかかっている。
《岩藤健》
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