2月28日に行われたキャピタル・ワン杯決勝でリバプールを下し、今季初タイトルを獲得したマンチェスター・シティ。PK戦にまでもつれた試合は、シティのGKウィリー・カバジェロが好セーブを連発して、チームにトロフィーをもたらした。
この大会でシティのマヌエル・ペジェグリーニ監督は、正GKジョー・ハートではなく、カバジェロを起用してきた。最後の試合は、選手が監督の信頼に最大限応える形となったが、その心境を試合後にカバジェロ本人が語っている。
「最初から最後まで、このカップ戦で戦う機会を与えてもらって幸運だった。相手チームは正GKを起用していた。だから正直に言って、先発の11人に入れて最高の気分だった。マヌエルの信頼に応えようとして、自分のベストを出そうとした」
試合後はペジェグリーニ監督も「ヒーロー」と称えたカバジェロの活躍。今季限りでの退任が発表されている指揮官に、最高の贈り物となったか。
《岩藤健》
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