第88回選抜高校野球出場校紹介“九州屈指の打線”日南学園 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

第88回選抜高校野球出場校紹介“九州屈指の打線”日南学園

スポーツ 短信
甲子園球場
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◆12年ぶりの選抜

宮崎大会決勝は4投手の継投リレーが見事にはまり、富島高校に9‐4の快勝。宮崎王者として九州大会へと挑む。

九州大会初戦の長崎総大付戦は打線が爆発し11‐0のコールド勝ちを収めるも、つづく準々決勝の樟南(鹿児島)戦は序盤に失点を許し、厳しい展開となる。しかし、先発の左腕エース森山弦暉が踏ん張り、打線もそれに応え4‐3の逆転勝利。

準決勝は九州王者となる秀岳館(熊本)に敗れるも、ベスト4という成績で12年ぶり5回目の選抜出場を決めた。

◆恐怖の七番バッター

打線はクリーンアップを中心とし、上位下位バランスがとれている。一番長原拓海が出塁さえすれば三番前田尚輝、四番益田海成、五番濱本樹のクリーンアップが返し、その後も秋の公式戦3本塁打の七番石嶋友翔が控えている。

石嶋のような下位で長打が期待できるような打線は、全国でもなかなか見ない。ビッグイニングを作り、一気に試合を決定づける展開が選抜で期待される。

◆継投策実るか

投手陣を引っ張る左腕エース森山は、投手にしては比較的小さめな体格だが、粘り強く気合のこもった投球が魅力だ。低めに制球できるかが勝敗のポイントだろう。

その森山から上野涼太、蓑尾陸、桑原幹人の継投策で勝ち上がってきただけに、選抜の地でも金川監督の采配による投手リレーで、1999年以来のベスト8を目指してほしい。
記事提供:Timely! WEB
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