バスキュールとプログレステクノロジーズは、iPad Pro上でタッチスクリーンと連動して動くロボット「タブレットボット・TABO(ターボ)」を開発した。
「タブレットボット・ターボ」は、iPad Proのタッチスクリーン専用に設計されたロボットだ。2個のステッピングモーターにより、iPad Proのスクリーン上を自在に走ることができる。両社が企業の垣根を超えてスペシャリストが集まったプロダクトチーム「touch.plus」を発足し、開発を行った。
底部には、3点のタッチ機構を搭載。タブレットに自らの位置情報をフィードバックするため、スクリーンの中とその上に物理的に乗っているターボの動きを同期したコンテンツ開発が可能になる。制御はBluetooth LE通信を使用し、iPad Proなどの外部端末から行う。また、Swift言語に対応したSDKを用意。誰でもコンテンツ開発できる。サイズは、W32、H37、D38mmで35g。連続動作時間は、フル充電時約30分。
今後は、エンジニアを対象としたハッカソンや、子ども向けのワークショップを行う予定。クラウドファンディングによる販売も予定している。2月26日(金)に虎ノ門ヒルズで開催される「SENSORS IGNITION 2016」エキシビション会場では、ターボ実機とデモコンテンツが体験できる。
《美坂柚木》
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