2月3日にイングランド・プレミアリーグ第24節、ワトフォード戦を控えるチェルシーのフース・ヒディンク監督が前日会見に臨んだ。敵地での対戦を前にヒディンク監督は、「ワトフォードは危険な相手だ」と警戒した。
昨シーズンの王者チェルシーと、昇格組みのワトフォードの試合。だが、今シーズンの成績に限って言えば、リーグでの順位はチェルシーが14位、ワトフォードは10位につけている。
好調な相手との対戦にヒディンク監督は、「危険なストライカーたちがいて、いつでもゴールを奪うことができる。非常によく組織されたチームだ」と印象を語った。
記者からは今シーズン昇格したばかりのワトフォードが、プレミアリーグで良い戦いを続けられるのは、全体のレベルが上がっているからかとの質問も出た。これにヒディンク監督は、「以前より上位と下位の力量差は縮まっている」と答えている。
「私は2009年にFA杯でワトフォードと初めて対戦したが、チェルシーがプレーの6割を支配してかなり楽な試合だった。今ではそれは考えられない。それだけリーグが成長したということだ。上位と下位の力の差はなくなってないが、以前より縮まっている」
《岩藤健》
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