イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティは2月1日、ジョゼップ・グアルディオラ氏が来季から監督に就任すると発表した。スペイン、ドイツで多くのタイトルを獲得したグアルディオラ監督の上陸に、早くもイングランドは大騒ぎだ。
リバプールのユルゲン・クロップ監督にも、会見でグアルディオラ監督に関する質問が飛んだ。プレミアリーグの先輩として何かアドバイスできることはあるかと聞かれ、クロップ監督は「ペップにアドバイスできることなんかないよ」と答えている。
「アドバイスなんてないよ。彼にとって長い旅路になることだろうね。バイエルンでは十分な仕事をした。もちろん彼がイングランドに来たら、私がここに来たときのような温かい歓迎を受けるだろう。間違いなく彼は世界有数の監督だ。その点について疑いの余地はないよ」
また、グアルディオラ監督の去就が発表されたことで、他クラブの監督人事にも影響が出そうだと『Sky Sports』は伝えている。マンチェスターを拠点にするライバルチームが世界的名将を招へいしたことで、マンチェスター・ユナイテッドやルイス・ファン・ハール監督へのプレッシャーは増した。
すでにメディアからは前チェルシー監督のジョゼ・モウリーニョ氏が、次期監督候補という声も出ている。
ただし『Sky Sports』はこの話題に関し、「有名な監督を招いたからといって、それがただちに結果を保証するとは限らない。ファンハール監督の例を見るように」と結んでいる。
《岩藤健》
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