チチャリートの呼び名でも知られるエルナンデスは、2010年にイングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッド移籍を果たすも、レギュラーを奪うには至らず2014年にスペインのレアル・マドリードへ期限付き移籍に出された。
そこでも限定的な出場機会しか与えられず、UEFAチャンピオンズリーグなどで印象的なゴールを残したが、レアルは完全移籍オプションを行使しなかった。
シーズン終了後にレバークーゼンと3年契約の完全移籍で合意したチチャリート。今シーズンは公式戦24試合で19得点、リーグ戦に限っても14試合で11得点を記録しており、開幕から好調を続けている。
チチャリートの活躍にサッカーファンからは、「スタメンで出れば結果を残せる選手」「マドリーでもユナイテッドでも、使ってさえくれれば結果の出せた選手」「マンUでは不遇な時期もありましたが、やはり上手な選手」「出場機会さえあれば結果を残せる選手だったということですね」「チチャリートや香川見てると、職場や上司との巡り合わせって大事だなと思うわ。我慢することが美徳って考えもあるけど、人間に与えられた時間は限りあるからね」など、出場機会さえ得られれば実力は元からあったとの声が多い。
個人成績ではブンデスの得点ランキング4位のチチャリート。彼の活躍もありレバークーゼンはリーグ5位につけている。来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権は十分に狙える位置だ。
#CONCACAFAwards 2015 Male Player of the Year goes to Javier Hernandez @CH14_ of @miseleccionmx @bayer04_es pic.twitter.com/rTPXeiBfJ9
— CONCACAF (@CONCACAF) 2016, 1月 22