日本代表FW岡崎慎司の所属するレスター・シティは1月20日、トッテナム・ホットスパーとのFA杯3回戦に臨み0-2で敗れた。トッテナムとの今季4試合目で初黒星を喫したレスターだが、クラウディオ・ラニエリ監督の表情は明るかった。
試合後の会見でラニエリ監督は、「我々の道のりは順調にいっている。なぜならビッグチームと互角に渡り合ったからね」と、今季のレスターはトッテナムにも決して引けを取ってないと話す。
リーグ戦から先発メンバーを8人入れ替えたことに対し、報道陣からはFA杯は重要ではないのかとの質問が飛んだ。ラニエリ監督は「そういうことではない。我々はFA杯も重要視しているが、同時に私は選手全員を見てみたかった。トッテナムのポチェッティーノ監督も多くの選手を入れ替えた」と説明した。
この試合も合わせレスターは、11日間で4試合という過密日程を戦った。リーグ戦とカップ戦で選手を入れ替える、ターンオーバー制は当然の措置だろう。FA杯に敗退したレスターは、23日のストーク・シティ戦のあと、2月2日のリバプール戦まで試合間隔が空く。
連戦続きだった指揮官は「選手たちには回復してもらうため1日か2日かの休暇を与える。我々の強みはプレスと走り。常に前線を意識したプレーだから多くのエネルギーを消費する。来週はゆっくり休むためのいい機会だ」と歓迎した。
《岩藤健》
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