琴奨菊が11連勝、日本出身力士10年ぶりの優勝に前進 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

琴奨菊が11連勝、日本出身力士10年ぶりの優勝に前進

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大相撲初場所11日目が1月20日、東京の両国国技館で行われた。結びの一番では横綱・白鵬と大関・琴奨菊の一番が組まれ、立ち会いから左を差した琴奨菊が得意のがぶり寄りで横綱を破り、初日から唯一の無敗を守った。

日本出身力士10年ぶりの優勝に向け、琴奨菊が注目の一番を制した。支度部屋でも入念にチェックしていた、脇を締め左を差していく動き。立ち会い鋭く出ると、イメージ通りの相撲が取れた。

張り差しに失敗し、一気に土俵際まで持って行かれた白鵬は、為す術なく土俵を割った。

支度部屋に戻った琴奨菊は「自分を信じていた」と話し、集中して気持ちで負けなかったことを勝因に挙げた。

外国出身力士が席巻する相撲界。日本出身力士の優勝は2006年初場所の栃東までさかのぼらねばならない。10年ぶりの優勝に向け、「ここまできたら絶対優勝!」「ぜひ優勝してほしい」「日馬富士にも勝てば本当に優勝あるぞ」「悲願の優勝を達成して欲しい」「ここからが正念場! 頑張れ琴奨菊!」など、相撲ファンも後押しする。
《岩藤健》

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