・軽量なこと
・パッキングした時のスタイリングがいいこと。特にリヤタイヤがピシッとタイトに丸く包まれているのはとてもカッコイイ
・ショルダーストラップが二分割で装着性がよいこと
・バイクを立てて押せること
・価格がリーズナブルなこと
友人が持っていて、あまりにカッコイイのですっかり欲しくなった。軽く、専用ポーチに入れるとボトルホルダーにも入れられる。私はサドルバッグに詰め込んでいる。写真ではiPhone 6Sとサイズを比較していただければおおよそのサイズがわかる。実はポーチにはサドルカバーとタイヤカバーも一緒に入れているが、それでもドリンクボトルほどの大きさだ。
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iPhone 6Sと大きさの比較
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サドルバッグにすっぽり入るコンパクトさ
自転車をパッキングするときに便利なのがショルダーストラップ。これは2分割でそれぞれハンドルバーやシートピラーなどに結束するが、改めて結ぶのではなく輪に通すだけで簡単に結束、着脱ができる。そしてパッキン終了後、最後に左右のストラップをジョイントでカチンとはめ込むだけ。とても操作性が良い。
■自転車を立てて移動できる
そして「こんなの欲しかった!」と常々思っていたのが自転車を立てて移動できる点だ。なんとリヤタイヤの部分のジッパーを外し、まくし上げるとマジックテープで簡単にすそを持ち上げリヤタイヤが出てくる。そして立てたまま押して歩けるのだ!(ただし輪行バッグに書いてある進行方向のみ。バックさせるとぺダルが動いてしまうので要注意)
長い駅のホームの移動は10数kgでも肩にズシリとくる。それを立てて押すことで自転車の重量はほとんど気にならなくなり、とても楽になる。シニアの自転車乗りには吉報だ。
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立てたまま押して歩けるのだ!
電車内では通常は先頭車両の一番前か、最後尾車両の最後部に横にして置き、手すりに結束する。または立てかけて結束しても良い。
コクーンにはとタイヤをフレームに固定する長細いベルトが4本付属している(紹介写真では3本しかないが…)。実は私はこれは使わない。ベルトをいちいちバックルに通すのが面倒だし、意外に手間がかかる。そこで以前コラムで紹介したマジックバンドを利用している。これだと一瞬に結合、分離ができるからだ。駅前でのパッキングは手際よくする必要がある。人通りも多いし、電車の時間に間に合わなくなる可能性もあるからだ。
長距離サイクリングで輪行バッグの用意はとても心強い。以前、友人と出かけたら空模様が雨に急変してしまった。雨の走りは危ない。雨宿りしながら近くの駅まで駆け込み、その日は途中から輪行で安全に帰宅した。
輪行バッグを常に携帯していると何かアクシデントがあっても安心。天気急変、自転車の故障。あるいは自分自身の疲労や不調に陥ってもいつでも電車で帰宅できる。輪行バックがあるととても心強いのだ。