年末に行われる格闘技イベント『RIZIN』は12月18日に沖縄県糸満市で会見を開き、3年半ぶりに復帰する元PRIDE世界ヘビー級王者エメリヤーエンコ・ヒョードルの対戦相手が、シング・心・ジャディブに決まったと発表した。
ジャディブは身長195センチの長い手足から繰り出される打撃が武器で、プロ格闘家としてはキックボクシングで活躍するほか、総合格闘技団体DEEPのメガトン級(無差別級)王者でもある。
会見に姿を現したジャディブは、「大きなチャンスをいただいたので無駄にせず、派手な試合をしたい」と意気込んだ。
ジャディブに立ち技を指導する元K-1王者ピーター・アーツは、「必ずや皆さんを驚かせることになるでしょう」と話した。
試合を2週間後に控えてようやく発表された対戦相手だが、事前の情報から格闘技ファンには予想がついており、「ここまで焦らすなら、実力はともかく、もっとネームバリューのある選手と戦って欲しかったです」「悪い相手ではないけど、貯めて貯めて発表したわりにはサプライズ感がない」「もったいぶらず、素直に言ってればそこまでのガッカリ感はなかったんだけどね」「大晦日の格闘技復活はうれしいけど、このカードはドキドキ感がない」「年末だし大物を期待してしまった」など、何らかの驚きがほしかったという声が多い。
《岩藤健》
page top