12月12日に行われたドイツ・ブンデスリーガ第16節、酒井高徳が所属するハンブルガーは敵地でヴォルフスブルクと対戦した。酒井は右サイドバックでフル出場した。
上位争いを続けるヴォルフスブルクに対し、ハンブルガーはピエール=ミシェル・ラソッガが惜しいミドルシュートを見せるなど、立ち上がりからゴールに迫った。
前半21分、相手のフリースローが乱れたところからラソッガがボールを奪いシュート、これはGKに阻まれるもこぼれ球をニコライ・ミュラーが蹴り込んでハンブルガーが先制した。
来季のチャンピオンズリーグ出場権争いが激化しているブンデスリーガ。ホームで黒星など許されないヴォルフスブルクは、ハンブルガーのゴールに猛攻を仕掛ける。
試合は終始ヴォルフスブルクのペースで進む。何とか無失点で守ってきたハンブルガーだが後半33分、エリア内右からの折り返しをマクシミリアン・アルノルトに押し込まれ失点した。
終盤に追いつかれたハンブルガーだが、敵地で価値ある勝ち点1を獲得している。一方のヴォルフスブルクは白星を逃し、順位もヘルタに抜かれ4位後退した。
《岩藤健》
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