【LONDON STROLL】チェルシーの新スタジアム改築計画…総工費は930億円 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【LONDON STROLL】チェルシーの新スタジアム改築計画…総工費は930億円

オピニオン コラム

チェルシーのホームスタジアム、スタンフォード・ブリッジ
  • チェルシーのホームスタジアム、スタンフォード・ブリッジ
  • チェルシーのホームスタジアム、スタンフォード・ブリッジ
  • マンチェスター・ユナイテッドのホームスタジアム、オールド・トラッフォード
  • サッカーの聖地と呼ばれるウェンブリー・スタジアム
12月に入り、英国プレミア・リーグのチェルシーが、ホームスタジアムであるスタンフォード・ブリッジを6万人収容のスタジアムへと改築・拡張工事計画を発表した。総工費は5億ポンド(約930億円)という。

1876年に建設されたスタンフォード・ブリッジは130年以上の歴史を持つスタジアム。1905年からイギリスの名門チーム、チェルシーがホームとして使用している。1970~80年代のクラブの財政難の際、スタンフォード・ブリッジが銀行の管理下に置かれたが、その窮地にチェルシーサポーターたちが立ち上がった歴史がある。


チェルシーのホームスタジアム、スタンフォード・ブリッジ

サポーターは非営利団体「チェルシー・ピッチ・オーナーズ」を結成し、二度とこのような事態にならないように、スタフォード・ブリッジの自由保有権や名前の使用権などを買い占めている。

プレミア・リーグでは最大となる7万5731人収容できるスタジアムを所有するマンチェスター・ユナイテッド。ロンドンに6万432人を収容するスタジアムを持つアーセナル。これらのスタジアムに比べ、スタンフォード・ブリッジの収容人数は4万1600人とかなり小規模であることに驚く。

場所さえあれば、今以上の観客増員を見込めるチェルシーは、もちろん過去に収容人数5万人以上のスタジアム拡張工事を申請している。しかし、自治体の反対に合い拡張工事は不可能となった。このためにチェルシーは集客人数の増加と財政健全化のために新スタジアムの移転計画を発表したが、スタフォード・ブリッジの所有権を持つチェルシー・ピッチ・オーナーズに否決されている。

この経緯を踏まえ、チェルシーはスタンフォード・ブリッジを収容人数6万人にする新たな提案を発表する。今回の案も自治体や周辺住民に承認されなければ、工事へと進むことはなく夢と散る。

しかし、今回のデザインを手がける建築ユニット、ヘルツォーク&ド・ムーロンによる新スタジアム兼都市開発案は、モダンで斬新なデザインで早くも注目の的となっている。


マンチェスター・ユナイテッドのホームスタジアム、オールド・トラッフォード

まず目に飛び込んでくるものは、スタジムの骨格デザインだろう。細長いレンガの骨組みは、ゴシック様式とスタジアム近くに残るヴィクトリア朝のレンガ造りの建物からインスパイアされたといい、奇抜でありながらも、周辺地域との調和に重きを置いたデザインに感じる。

早速、上空からの外観の画像などが出回り、「ローマのコロシアムのようだ」、「エッグ・スライサー、もしくはスリンキー(ばね状の玩具)みたいだ」と、SNSを中心に多くの反響があった。

ヘルツォーク&ド・ムーロンは、北京五輪メインスタジアムとなった北京国家体育場や、ドイツのアリアンツ・アレーナなどをデザインしてきた有名建築事務所だ。自治体からの判断は2016年1月8日のまでに下されることになっており、今後の動向から目が離せない。

昨シーズンのプレミア・リーグ王者が、今シーズンまさかの大不振。低迷するクラブにとって、新しいスタジアムへの移行は、大きな起爆剤として期待ができる。議会でこの申請が可決された場合、早ければ2016年5月から着工スタート、2017-2018シーズンの後からスタジアム使用を約3シーズン止め、改築・拡張工事を進める予定だ。


サッカーの聖地と呼ばれるウェンブリー・スタジアム

その期間は、集客人数9万人のサッカーの聖地ウェンブリー・スタジアムや、オリッピンク・スタジアムを仮のホームスタジアムとして使用申請しているそうだ。ちなみにウェンブリー・スタジアムの使用料は年間20億円で交渉中らしい。

同じロンドンに本拠地を置き、スタジアム移転に動いているトッテナム・ホットスパーとウエストハム・ユナイテッドとは、試合以外にも場所取りのロンドン・ダービーとなりそうだ。
《Takaharu Osako》
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