クリーブランド・インディアンスで6月にメジャーデビューした村田透投手が12月9日、来シーズンもアメリカに残ることをブログで報告した。
村田は2007年の大学生・社会人ドラフトで巨人から1巡目指名を受け入団。だが1軍登板なしのまま、2010年オフに戦力外を通告される。その後、村田は12球団合同トライアウトに参加。そこでの投球がインディアンスのスカウトに注目されマイナー契約で渡米することになった。
6月に初のメジャー昇格を果たし、ボルティモア・オリオールズ戦に先発。3回1/3を投げ4安打、5失点で負け投手になったものの確かな手応えをつかんだ。
ブログで村田は「アメリカに戻ることに決めました」と報告。今オフは日本の球団も獲得に興味を示していたが、「いろいろと悩むところはありましたが代理人とも話し合いインディアンスに戻ってやりたいという気持ちが勝りこのように決めました」と、再びメジャーのマウンドに登りたい気持ちが勝ったとつづっている。
村田の決断にファンからは「来シーズンも精一杯応援します!」「メジャーでの1勝を楽しみにしています」「メジャー初勝利待ってます!」「メジャー契約じゃなくてもアメリカにこだわる姿勢は本当にすごいと思う」「来シーズンこそメジャー初勝利のニュース待ってます」など、背中を後押しする声が多数寄せられた。
《岩藤健》
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