ドイツ王者バイエルンは今シーズンも絶好調だ。ドイツ・ブンデスリーガでは開幕から14試合負けなし。2位ドルトムントに勝ち点8差をつけ首位に立つ。トーマス・ミュラーは好調の理由について、「今はチーム全員が楽しんでいる」と話した。
「コーチングスタッフや監督も含め、チーム全員がすごく楽しんでいる。プレーを終えて自分たちの試合を見直したとしても楽しめるだろうね。ピッチ上で楽しめているし、ファンと一緒に楽しめている」
12月5日にはアウェーでボルシア・メンヘングラードバッハとの、ブンデスリーガ第15節が待っているバイエルン。ボルシアMGは今シーズン、開幕から5連敗し最下位争いを演じていたが、9月21日にルシアン・ファブレ前監督が辞任したあと、アンドレ・シュバート新監督の下でチームを建て直した。現在は7勝2分け5敗で順位も5位まで浮上している。
好調な相手との対戦にミュラーは、「グラードバッハはいつも手強い相手だ。彼らとの対戦が簡単だったことはない。アウェーでは勝ち点3を獲得できないことが多かった。素晴らしいチームだし、いつもしっかり準備ができている。確か新監督が就任して以来、1敗もしてないはずだ」と警戒している様子。その一方で、勝敗には自信のコメントも飛び出した。
「（ボルシアMGが負けてないのは）僕らにはいいことだよ。そういう記録は長く続くほど、途切れる可能性が高くなる。僕らが彼らの連勝を終わらせたいね。簡単なことではないだろうけど」
《岩藤健》
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