男子テニスの国別対抗戦デビスカップは、11月27日~11月29日にかけてベルギー対イギリスの決勝が争われる。決戦の地はベルギーのヘント。
パリで起きた同時多発テロの影響により、ベルギーの首都ブリュッセルはテロ警戒度が最高レベルに引き上げられ、依然として厳戒態勢が続く。ブリュッセルから約50キロ離れた場所で決勝を戦うことに、イギリスのアンディ・マレーは不安を感じていないと言う。
「ここで決勝を行うことに関して、セキュリティーの心配はしていない。しかるべき人と話をしたし、素晴らしいセキュリティーチームがここにはいる」
イギリスがデビスカップで決勝に進出したのは1978年以来、優勝となれば1936年以来の快挙だ。イギリス国民の期待を一身に背負うマレーは、「優勝するためここにいると思っている。そのために最大限努力する。自分もそうだし、チームのみんなもそうだと思う。そのために5年間やってきた」と並々ならぬ意欲を見せた。
《岩藤健》
page top