ランナーズ賞…120大会完走の親子、ドクターランナー、ウルトラランナーが受賞 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ランナーズ賞…120大会完走の親子、ドクターランナー、ウルトラランナーが受賞

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第28回ランナーズ賞を受賞した関崎さん親子
  • 第28回ランナーズ賞を受賞した関崎さん親子
  • 第28回ランナーズ賞を受賞した小嵐さん
  • 第28回ランナーズ賞を受賞した越智さん
アールビーズスポーツ財団は市民ランナーを対象にした第28回ランナーズ賞の受賞者を発表した。

ランナーズ賞は市民ランナーとして模範的な生活を送り、ランニングの素晴らしさを人々に伝え、仲間を作って地域の社会体育を考えて活動をしている人や団体の功績を讃える賞だ。ランナーズ賞事務局による一次審査と選考委員会により、受賞者が決定される。

2015年度は、7年間で120大会を完走した関崎豊さんと智琉さんの親子、32大会で医療支援を行うドクターランナーの小嵐正治さん、30年連続ウルトラマラソン完走者で健康運動指導士でもある越智利国さんの3組4名が受賞した。授賞式は11月30日に東京都内のホテルで行われる。

長野県の関崎親子は、父親の豊さんが発達障害のある息子に体力と自信を持たせ、一緒に走ることで親子の時間を持つために、息子の智琉さんが小学2年生のときにランニングを開始した。中学卒業までに200大会の出場を目指している。

埼玉県の小嵐さんは2008年から日本医師ジョガーズ連盟代表理事として法人を率いるだけでなく、マラソン大会でドクターランナーの活躍の場を創出。安全確保と事故防止に尽力している。走歴30年の市民ランナーであり、年間10大会以上のフルマラソンやウルトラマラソンに出場している。

東京都の越智さんは、ウルトラマラソンの先駆け的大会である「サロマ湖100kmウルトラマラソン」に第1回から連続出場し、ただひとり30年間すべて完走を果たしている。また、健康運動指導士、トレーナーとして市民を指導しながら、自らの経験を交えてウルトラマラソン完走のアドバイスを行っている。
《美坂柚木》

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