プレミア12、予選全勝のカナダが敗退…痛恨のトンネルで逆転許す | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

プレミア12、予選全勝のカナダが敗退…痛恨のトンネルで逆転許す

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野球 イメージ(c)Getty Images
  • 野球 イメージ(c)Getty Images
野球の国際大会プレミア12は11月16日、決勝トーナメントが始まった。準々決勝でカナダはメキシコと対戦、グループAを5戦全勝で勝ち上がったカナダだが、メキシコに3-4で敗れトーナメント初戦で姿を消した。

試合はメキシコが初回に1点を先制するも、六回にカナダが二死一、二塁からルネ・トソニ、ブロック・ケラードの連続タイムリーで3点を奪い逆転する。このまま順当にカナダが準決勝へ駒を進めるかに思われた。

しかし、八回に先頭打者のホセ・トーレスが死球で出塁したところから、メキシコは相手のミスとヒットで一死満塁とする。チャンスでティム・トーレスがタイムリー安打を打ち、2-3と1点差に詰め寄った。さらに二死満塁と変わった場面では、カナダの遊撃手ショーン・ジェイミソンが痛恨のトンネル。メキシコが逆転に成功し逃げ切った。

大会前は野球連盟のお家騒動で参加すら危ぶまれたメキシコ。B組4位通過から予選無敗のカナダを下しての準決勝進出に、「カナダ痛恨のエラーで負けちゃったな…」「予選A組全勝したカナダが予選B組4位で通過したメキシコに負けるとは…」「カナダは全勝だったのに準々決勝であっさりメキシコに負けて終わりか」「トーナメントは恐いよね」などの反応が寄せられている。

ほとんどの選手がアメリカ出身のメキシコ系マイナーリーガーというメキシコ。準決勝の相手アメリカは、普段から対戦している選手が多い。手の内を知り尽くした者同士、どのような試合を見せてくれるか注目だ。
《岩藤健》

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