北米サッカーリーグ(2部相当)のニューヨーク・コスモスは11月15日、オタワ・フューリーとのチャンピオンシップに3-2で勝利した。今シーズン限りでの現役引退を表明している、コスモスの元スペイン代表FWラウール・ゴンサレスが有終の美を飾った。
ラウールは2-1とリードして迎えた後半40分、ガストン・セジェリノのゴールをアシストして勝利に貢献。試合前に「自分にとって最後の試合で決勝戦を戦えるのは、すごく幸せだ。最後の試合で優勝を決められれば、特別なことになる」と話していたとおり、見事キャリア22個目のタイトルを獲得した。
スペイン代表として100試合以上に出場、クラブではレアル・マドリードで16年過ごし、その間に6度のリーグ優勝と3度の欧州制覇を経験した。レアルで積み重ねた通算323ゴールは、最近クリスティアーノ・ロナウドに抜かれるまでクラブの最多記録だった。
試合後、ピッチを去るラウールには「21年間ありがとう」など横断幕が掲げられた。
《岩藤健》
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