ニューヨーク・コスモスに所属する元スペイン代表FWラウール・ゴンザレスが10月15日、クラブの公式サイトを通じ、NASL(北米サッカーリーグ・アメリカ2部相当)の今シーズンが終了する11月で現役引退することを発表した。
ラウールは「今シーズン限りで引退することを決断した。今はNYコスモスがNASLを制覇することの助けになることに集中している」と表明。
「サッカーは長い間僕の人生の一部になっていたから、引退を決めるのは簡単ではなかった。だけど、今がベストのタイミングだと思っているんだ。キャリアを通じて僕を支えてくれたすべての人々に感謝している。これから引退までに行われる、僕にとって最後の試合を楽しみにしているよ」と現役生活に終止符を打つことを明かした。
現在38歳のラウールは、レアル・マドリードの下部組織出身。1994年にデビューを果たすと、16年間で公式戦741試合に出場し、323得点を記録。また、6度のリーガ・エスパニョーラ優勝、3度のCL優勝に貢献。同クラブ退団後は、シャルケへ移籍すると、カタールリーグのアル・サッドを経て、2014年からNYコスモスに在籍していた。
ラウールのファンは日本にも多く、「ラウール引退か、寂しいな」「バルサ派の自分が唯一、レアルで好きだった選手だ。その功績は後世に語られるだろう」「ラウールが出場した試合を生で見たときは興奮した!お疲れ様でした」など、スペインの至宝の現役引退に多くの声が寄せられている。
《桜川あさひ》
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