1994年から2010年までレアル・マドリードに在籍し、至宝と呼ばれた男は新天地アメリカに渡る。
北米サッカーリーグ(NASL)ニューヨーク・コスモスは、元スペイン代表ラウール・ゴンサレスと複数年契約を結んだと発表した。NASLは2部リーグ相当ながら、コスモスは過去にペレやベッケンバウアーも在籍した伝統あるクラブ。
レアル・マドリード退団後のラウールはドイツのシャルケ、カタールのアル・サッドでプレーを続けていた。今回の契約は選手としてだけでなく、ユースチームのテクニカルアドバイザー契約も含んでいる。
引退後も同クラブに残りセカンドキャリアを築くと見られる。
このニュースにファンの反応は、
「みんなアメリカに流れるんだな」
「ラウールさん今度はアメリカ!」
「引退前に一度で良いから日本でプレーしてほしい」
「MLSとインド・スーパーリーグは、往年の名選手ばかりを集めてるけど、若いスター選手は出てくるのかな......」
「ラウルの選択肢に日本はないのだろうか」
北米でもサッカー人気は広がりを見せており、ブラジルW杯の際は自国の躍進を町中で祝う、歓喜のアメリカ人がYouTubeでも話題となった。黎明期のJリーグが往年のスター選手を多く獲得し、様々なこと吸収したように、最近はスター選手がキャリアの最後をアメリカで迎える例が増えている。
彼らとプレーすることで若い選手は多くを学ぶだろう。
《岩藤健》
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