国際陸連、ドーピング問題でロシアに資格停止処分 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

国際陸連、ドーピング問題でロシアに資格停止処分

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11月13日に国際陸上競技連盟(IAAF)は、世界反ドーピング機関(WADA)の第三者委員会による報告を受け、ロシアに暫定的な資格停止処分を言い渡した。ロシアには国家ぐるみでドーピングを隠蔽していた疑いがある。

2016年リオ五輪の開幕を9カ月後に控えての大きな決断だった。このところ薬物スキャンダルが続く国際陸連は、競技の信頼性や人気を取り戻そうと厳格な措置に出た。ドーピングに厳しい姿勢を示し、新会長に選出されたセバスチャン・コー氏の意向もあると見られる。

ロシア陸連のミハイル・ブトフ事務局長は、「一時的参加停止というのは、国際大会に出場できないということだ。11月にそういう大会が予定されていないのは幸いだ」と話している。今後もロシア側の立場を説明していくブトフ委員長。処分がいつまで続くかは分からないとしている。

「委員会は現在の状況について、より詳細な調査に着手する。一時的参加停止がいつまでなのか、あるいはまったく適用されないのか、どちらの決断が下される可能性もある」
《岩藤健》

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