サッカーのスウェーデン代表は11月14日、17日にEURO2016本戦出場を目指し、デンマーク代表とプレーオフで対戦する。元スウェーデン代表のフレドリック・ユングベリ氏が、大一番を前にスウェーデンの大黒柱ズラタン・イブラヒモビッチについて語った。
イブラヒモビッチは9日、9年連続10度目のスウェーデン年間最優秀選手賞を受賞した。イブラヒモビッチが初受賞したのは2005年。2006年はユングベリ氏に譲ったものの、以後この賞を独占し続けている。偉業は偉業だが、裏を返せば10年近くイブラヒモビッチを脅かす存在が、同国のサッカー界には現れていないとも言える。ユングベリ氏も「最近のスウェーデンには、ビッククラブでプレーする選手は多くない。ズラタンにとっては少し寂しいことかもしれない」と話した。
「スウェーデン最優秀選手賞にあれほど輝いたというのはすごいことだ。確か10度受賞しているよね。だけど彼のことを少しかわいそうに思うんだ。チームにもう少し戦う力があれば、W杯やEUROでももう少し上に行けると思うからね」
《岩藤健》
page top