侍ジャパン、松田の満塁弾など打線爆発…アメリカを破り1次ラウンド突破 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

侍ジャパン、松田の満塁弾など打線爆発…アメリカを破り1次ラウンド突破

スポーツ 短信
松田宣浩 参考画像(c)Getty Images
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  • 野球 イメージ(c)Getty Images
世界野球WBSCプレミア12の4戦目となるアメリカ戦が11月14日、台湾の桃園国際棒球場で行われ、侍ジャパンが10-2で勝利。侍ジャパンは4連勝となり、1次ラウンドの1位通過が決定。準々決勝に進出した。

3連勝と勢いに乗る侍ジャパンの先発は菅野智之投手(巨人)。また、2番には韓国戦、メキシコ戦同様に坂本勇人内野手(巨人)が入り、8番には3年連続3割のヒットメーカー・中村晃外野手(ソフトバンク)がプレミア12初のスターティングメンバーとして名を連ねた。

侍ジャパンは序盤、アメリカの先発・グルーベ投手のコーナーをつく巧みな投球に苦しみ、なかなか好機を作れない。一方、菅野は自慢の制球が定まらずに不安定な立ち上がり。初回は走者を出しながら無失点で切り抜けるも、2回裏、アメリカのマクブライド外野手に先制のソロ本塁打を浴びると、続く3回にも適時打を打たれて0-2とリードを許す苦しい展開。

しかし、4回裏、二死2塁の好機に筒香嘉智外野手(DeNA)が適時二塁打を放って1点を返すと、6回表、一死1、2塁の好機に再び筒香がバットを折りながらも適時打を放ち同点とする。さらに続く好機には、これまでの試合で8打点と絶好調の中田翔外野手(日本ハム)が、3点本塁打を放って逆転に成功した。攻撃の手を緩めない侍ジャパンは7回表、四球で走者をためると、筒香がこの日3本目の適時打で1点を追加、続く満塁の好機に、松田宣浩内野手(ソフトバンク)の満塁本塁打が飛び出して10-2と大量リードを奪った。

投げては、先発の菅野が4回を投げて2失点を喫するも、後を継いだ則本昂大投手(楽天)が直球主体の気迫の投球で5、6回を無失点に抑えると、7回は山崎康晃投手(DeNA)、8回は増井浩俊投手(日本ハム)、最終回は澤村拓一投手(巨人)が無失点リレーでアメリカ打線を封じた。

この結果に対して、「序盤はアメリカの先発投手が良かったからどうなるかと思ったけど、筒香がいい場面で打ってくれた!」「則本の投球でリズムができて、中田の6回のホームランが大きかった。神様、中田様だね」「松田のグランドスラムで、相手も戦意喪失したんじゃないか」「筒香、中田、松田、大活躍だね!ここまで打線が爆発するとは思わなかった!最高の勝利」など、侍ジャパンの快勝に歓喜するファンの声が多く寄せられていた。

日本の次戦は11月15日、同球場にてベネズエラと対戦する。
《浜田哲男》

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